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レシピ紹介2022年07月01日

さんまのオランダ煮

【オランダ】江戸時代の鎖国(1639年)後、長崎のオランダ屋敷のみが
海外への窓口になり、ここで作る料理に“阿蘭陀(オランダ)~”と名付けた。
油で揚げたり、ねぎやとうがらしを使った料理をいうことが多い。

4人前
生さんま 4尾
【下味】
酒・しょうゆ 各大さじ1
しょうが汁 小さじ1
【煮汁】
水 カップ1/2
酒 大さじ3
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ3~4
しょうが(せん切り) 適宜
かぼすのくし切り 適宜
・小麦粉、サラダ油

一人前エネルギー 572kcal

<作り方>
1) さんまは水洗いしてから頭を落とし腹ワタを抜き、手早く水洗いして水気を拭き、3~4㎝幅の筒切りにする。さらに下味の材料をからめて15~20分間おく。
2) さんまの汁気を拭いて小麦粉を薄くまぶす。フライパンを熱してサラダ油大さじ4~5をなじませ、ここへさんまを並べ入れ強火で表面に焼き色をつけ、いったん取り出す。
3) フライパンをきれいにして、煮汁の材料を入れて煮立てさんまを並べる。
4) フツフツしてきたら落とし蓋をのせ、中火で5~6分間煮る。仕上げは強火にし、1~2回なべ返しをし煮汁をからめ照りを出す。器に盛ってしょうがをのせ、かぼすを絞りかけながら食べる。

腹ワタは割り箸で抜く。割り箸を腹の中に差し込み腹ワタをつまみ、箸を回しながら抜くと腹側を切らずに腹ワタがとれる。

料理研究家 上村節子先生のレシピです

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